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脱獄 

1950(昭和25年)/3/5公開 104分 モノクロ スタンダード 映倫番号:133 
配給:東京映画配給 製作:太泉映画 / 映芸協

脱獄 
(C)東映

ストーリー

マーケット街のおでん屋「加代」の女主人・加代は女ざかり。この加代にヤミ自動車の運転手孝之助がしつこく言い寄っていたが、嫌な奴であった孝之助より、そのツレで真面目な自動車修理工の新吉に加代は惹かれていた。母親と二人暮しの新吉だが、唯一の欠点が酒癖の悪さだった。新吉と加代は親しくなっていき、面白くない孝之助は加代の貯金を巻き上げようとする。それを新吉が阻止したことで、新基地は遂に加代と結ばれることに。だが、工場主の荒巻を仲人に結婚式を上げることになった二人だが、嫌がらせにやってきた孝之助を、酔っ払った新吉が包丁で仲裁に入った荒巻ともども傷つけてしまった。新吉は刑務所送りになってしまい、孝之助は小料理屋となった加代の店にまた入り浸るようになる。荒巻は一命を取り留め新吉の留守を預かることにしたが、加代は新吉が満期になるまで面会には行かないと決心する。だが新吉は加代が面会に来ないことと、刑務所にいた孝之助の相棒の嫌がらせに動揺し、脱獄を考えるようになっていた。そのことを知った加代は荒巻と面会に行く決意をするが、その面会当日に新吉は脱獄してしまった…。

脱獄 
(C)東映
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