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母なれば女なれば 

1952(昭和27年)/1/17公開 101分 モノクロ スタンダード 映倫番号:556 
配給:東映 製作:キヌタプロ

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ストーリー

当時十歳であった長男の新吉を空襲で見失った未亡人安川春枝は、遺された二人の幼児をかかえ、必死に働いていた。春枝達が住むアパートの隣室には、中学教師の高瀬健次が妹幸子と住んでいた。健次たちは春枝母子の面倒をみてくれた。健次は八年間の出征中に、妻が愛人を作って去ってしまったという過去を持っていた。彼はついに春枝に求婚するのだが、春枝は子供たちの事を考えると、軽々しく返事は出来なかった。そして、空襲で春枝と生き別れた新吉は、収容されていた少年院を脱走、盗みを働いて捕まってしまう。だがこのことがきっかけで、新吉は春枝と再会する。しかし母の許へ帰っても、新吉の心は閉ざされたまま、母と親しい健次に嫉妬の目を向けていた。健次と春枝の仲はついに健次の学校へまで広がり、そこに学んでいた新吉は再び家を出て行ってしまう…。

母なれば女なれば 
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