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栄冠涙あり 

1952(昭和27年)/4/10公開 84分 モノクロ スタンダード 映倫番号:668 
配給:東映 製作:東映

溌剌とした選手たちは今日も監督の指導の下亦朗かにそして厳格な練習をしている。一日一日を生命とするプロ野球の喜びや悲しみを描く傑作。

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ストーリー

巨人軍の合宿は厳しい中にも、選手たちは明るく練習に励んでいた。その中において、天才投手ともてはやされていた谷村は、ここ最近登板から遠ざかっていることに不満を抱いていた。しかも捕手の有川が指導していたノンプロの若松がプロ転向を果たし、試合に出ると一気に人気者になっていった姿を見て、自惚れやの谷村は有川に憤りすら感じ始めていた。田島監督に対して、有川が監督の座を狙っていると告げ口をしてたしなめられたりと、しだいに嫌がらせも強くなっていった。やがて谷村も投手陣に復帰することになり、有川が指導に当たることになるのだが、谷村はその厳しい指導が自分へのあてつけだと曲解するようになってしまった。この縺れが爆発したとき、水原主将によりようやく誤解が解けるのだが、直後田島監督が過労で倒れてしまった…。

栄冠涙あり 
(C)東映
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