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泣虫記者 

1952(昭和27年)/9/18公開 102分 モノクロ スタンダード 映倫番号:784 
配給:東映 製作:東映

大東京の騒音に揉まれながら、日常の営みを続ける都会人の群れ、そこに新聞記者の生活もある。彼等が送り迎えるその毎日は夢である。

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ストーリー

毎朝新聞の社会部。記者の西川は百貨店の密室アベック撮影のミラー・フォトを取材せよと部長に命じられ取材をするが、特ダネ記事となったミラーフォトに写っていたのは、なんと東洋新聞の佐々木記者と恋人であった。だが大広告主の社長夫人も一緒に写っている事が判明、大騒ぎになる。一方、デスクの久さんは帰りの電車の中で、「徳球」そっくりの男と中野駅前で大立まわりを繰り広げる。ところがこの男は人違いだとわかり平謝りするも、その出来事があっという間に社会部に知れ渡ってしまった。国際平和デーにて新宿方面へラジオ・カーが出動し、大木、後藤、井上らが大活躍するのだが、後藤は火 炎ビンで顔面を負傷してしまった。災害手当として部長に三万円要求することに。さて、日本に向け航行中のノルウェイの貨物船が、漂流している日本漁船を発見した。乗組員を救助し犬吠埼へ入稿するという情報をしり、轟三平は大木や三上とともに出張を命じられた。大木は強引に船を出し、三上も三平も船を雇って沖に停泊の貨物船を目ざす。各社のせり合いが始まる中で、大木は航海日誌を見つけて脱出。一方三上は行方不明となってしまう…。

泣虫記者 
(C)東映
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