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大菩薩峠 第二部 壬生と島原の巻/三輪神杉の巻

Merciless Blade Pt.2

1953(昭和28年)/6/3公開 90分 モノクロ スタンダード 映倫番号:1038 
配給:東映 製作:東映

全編に漲る妖気と卓抜な物語の妙味を以って、満都の人気を浚った第一部の面白さを更にしのぐ亢奮の第二部。

大菩薩峠 第二部 壬生と島原の巻/三輪神杉の巻
(C)東映

スタッフ

原作:
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ストーリー

江戸を去って百六里の鈴鹿山で、机龍之介が無頼の駕籠舁きから救った女お豊は、お浜に瓜二つであった。愛人真三郎と道を急ぐお豊を見送った龍之介だったが、図らずも旅籠の隣室で心中する二人を見過ごし、京都へと向かう。倒幕と佐幕の合間で刹那の享楽に耽る京の町で、お松は島原の廊に売られていた。京都に着いた龍之介は芹沢鴨に身を預け、闘争を傍観していた。裏宿の七兵衛も島原に足を踏み入れてお松を見つけ、新撰組駐屯所から身代金を奪って逃げ去っていった。芹沢と龍之介による近藤勇暗殺の話を立ち聞きしていたお松に気付いた芹沢は、好色の目を光らせながらも龍之介にお松を預けた。瞼に浮かんだお浜の幻影に龍之介が怯えるその夜、芹沢鴨は近藤らに殺されてしまった。次の日、三輪大明神の神杉の陰で、龍之介は心中したはずのお豊と再会した。お豊は藍玉屋の一人息子で白痴の金蔵に付け狙われていた。龍之介は父弾正の面差しに似た植田丹後守のもとに身を寄せることになり、お豊もまた龍之介に惹かれ始めていた。だがそのお豊が金蔵に浚われたことを知り後を追う龍之介の前に、七兵衛と兵馬が立ちはだかる。果し合いを望む二人をかわして先を急ぐ龍之介。だが仲間割れにより息絶えた金蔵の元からお豊を救ったのは七兵衛であった。龍之介は天誅組に加わることになるが、お豊は恋しさに息を吹き返した金蔵に捕まり、遂に金蔵の郷里龍神へ行くことを決めてしまう…。

大菩薩峠 第二部 壬生と島原の巻/三輪神杉の巻
(C)東映

シリーズ

「大菩薩峠」シリーズ(3)

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