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少年姿三四郎 第二部 大川端の決闘

1954(昭和29年)/5/25公開 65分 モノクロ スタンダード 映倫番号:1317 
配給:東映 製作:東映

修道館主・矢野正五郎を慕って東京に上った三四郎が、暴虐の柔術家に応えて死闘を繰り広げる。若き日の闘魂と多感な青春時代に淡い恋情を織り込んだシリーズ第二作。

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ストーリー

明治十五年の春、故郷会津を去り東京にやってきた姿三四郎は、到着早々に摺りから取り戻した財布が縁で、零落した元旗本の母娘のそのと佐代と知り合い、佐代の奉公先である料亭菊川に住み着くことになった。佐代には謙造という兄がいたが、謙造は柔術界の鬼才結城鉄之介に唆されて自由党員暗殺団の一味に加わっていた。三四郎は法律書生の佐伯と知り合い、彼に励まされ矢野正五郎への伝手を求めながら、佐代母娘を援け、暴力を振う柔術家大月柔山の道場に乗り込むなどで日々を過ごしていた。だがある日、自由党の幹部宗方勲が刺客に襲われた現場に居合わせた三四郎はこの刺客を押さえ込み警察に引き渡そうとするが、刺客はその場で自害してしまう。その刺客が佐代の兄の謙造であったことを知った三四郎は、後悔に苛まれて菊川から去り、浅草を放浪する。そこで偶然、見世物小屋に身をやつしていたお俊と再会した。お俊は三四郎への思慕を抱きながら、佐代のことも知っていたゆえ自分の気持ちを断ち切り、佐代の元へ戻るよう三四郎を励ます。その夜、三四郎を恨む大月道場の一門は結城鉄之助と組み三四郎を闇討ちしようとする。夜の大川端で、三四郎は死力を尽くすのだがたちまち危機に陥る。そこへ襲撃の知らせを聞いて矢野正五郎が駆けつけた…。

少年姿三四郎 第二部 大川端の決闘
(C)東映
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