1954(昭和29年)/9/14公開 62分 モノクロ スタンダード 映倫番号:1459
配給:東映 製作:東映
夏休みのアルバイトに雇われた五人男が将軍とお嬢さんをめぐって起こる幽霊騒動に巻き込まれる「学生五人男」シリーズの第2作。
昭和大学の夏期休暇。波多、船木、杉村、山形、福沢の仲良し五人男は大西産業の運動員のアルバイトをすることになり、前渡された手当と交通費を手に、避暑客に混じって目的地に到着する。美人の圭子さんを紹介され浮つく5人だったが、いきなり陸軍中将風な風貌でロバにまたがった自称将軍・小西らによる旧軍隊調の出迎えを受けてビックリ仰天。実はこの小西将軍は元南方の軍司令官で、爆弾で頭を負傷し、精神を病んでしまったという。圭子さんはこの小西将軍の娘で、昔の夢に酔う父のために5人を交替兵として雇ったのだ。それからというもの、旧軍隊ばりの教練や歩哨など過酷な毎日に不満が高まる五人男だが、前金で手当てを受け取った以上、逃げることもできない。そんなある晩、寝ずの番にたった波多と杉村は、廊下で血だらけの幽霊と遭遇する…。
「学生五人男」シリーズ(5)