1955(昭和30年)/6/13公開 98分 カラー スタンダード 映倫番号:1848
配給:東映 製作:東映
子母沢寛の股旅ものの最高傑作を再び片岡千恵蔵主演で映画化。御存知二本差(りゃんこ)の弥太郎が、一宿一飯松井田の虎太郎親分の一人娘お雪の後見役となり、失われた賭場を次々に取り返してゆくという義理と情の股旅哀愁物語。
上州松井田の貸元虎太郎のもとに草鞋をぬいだ旅烏の弥太郎は、もと武家の出であるため、二本差(りゃんこ)の弥太郎と呼ばれていた。虎太郎の一人娘お雪は彼を慕うようになり、親分も彼に跡目をつがせたいと思ったが、弥太郎は一家に何かあった時は、必ず帰ってくると約束して旅に出たが…。