作品検索

作品紹介

幻術影法師 快剣士梵天丸

Magic Shadow Pt.2

1955(昭和30年)/10/3公開 50分 モノクロ スタンダード 映倫番号:1909 
配給:東映 製作:東映

由比正雪の遺児・五郎、十郎の兄弟が梵天像に秘められた莫大な軍用金を求めて運命の真っ只中、二身を曝して奸悪の徒と闘い、遂にこれを切り捨て正義と平和の為に尽力する波乱万丈の時代劇の後篇。

幻術影法師 快剣士梵天丸
(C)東映

ストーリー

お滝の幻術にかかり、矢を打ち込まれて絶体絶命の五郎の前に果心居士が現れた。居士は十郎と五郎が兄弟であることを告げ、兄弟と早苗をつれて足柄山に帰っていった。居士はそこで二人に幻術を教え修行を積ませる。やがて幻術を身につけた兄弟はお滝の甘い誘惑にも動じないため、お滝は十郎を見限り備前守のもとに向かう。やがて不破と友井が足柄山を襲撃しようとすることを知ると、余命僅かの居士は兄弟の持つ梵天像を合わせて夢幻文字を読み取ろうとする。だが五郎の持つ梵天像は偽物であった。本物は江戸にあるはずと、居士は兄弟に力をあわせて梵天像を取り戻すようさとすと、静かにあの世に旅立っていった。だが不破たちと役人が既に居士の庵を取り囲み、奮戦及ばず二体の梵天像は再びお滝に奪い取られてしまった。千鶴と共に江戸に出て、梵天像捜査に乗り出した兄弟は、やがて本物の梵天像の一つが伊豆守の屋敷にあることを知る。もう一つはいまだお滝が有しているため、まずはお滝の持つ像の奪還を目指すのだが…。

幻術影法師 快剣士梵天丸
(C)東映
ページの先頭へもどる
一般社団法人 日本映画製作者連盟・会員(4社)