1955(昭和30年)/10/9公開 55分 モノクロ スタンダード 映倫番号:1935
配給:東映 製作:東映
保元の乱に破れて琉球に落ちた源氏の御曹司・鎮西八郎為朝が、平家一門の軍勢や妖怪僧の悪計と闘い、敢然と琉球王国の悪王に挑戦する、血湧き肉踊る痛快篇。
海中に身を投げた白縫姫は琉球の浜辺に流れ着き、忠臣・毛国鼎に救出された。都に戻った姫は両親と涙の再会を果たすのだが、一方で国王・尚寧の寵愛を受ける妖妃と大臣の利勇が王女を亡き者にしようと狙っていた。この王女の危機を救ったのは、意外にも為朝主従であった。為朝たちも琉球に流れ着いていたのだ。しかし、矇雲も琉球に出現し、その妖術で国王を欺き白縫姫を自分の娘でないと信じ込まされた。国王は姫と為朝を討たんと大軍を動かす。為朝は姫のために妖賊矇雲を倒さんと起ちあがり、遂に琉球にて矇雲と為朝の対決の時が迫る。
「弓張月」シリーズ(3)