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旗本退屈男 謎の決闘状

The Idle Vassal Pt.7

1955(昭和30年)/12/28公開 84分 モノクロ スタンダード 映倫番号:2073 
配給:東映 製作:東映

市川右太衛門のお家芸“旗本退屈男”のシリーズ第19作。文化繚乱と花咲く徳川五代将軍の御世。奇怪な連続殺人に端を発し、将軍の血脈を汚す権勢横暴を極める奸臣たちを相手に、お馴染み諸羽流青眼くずしで敢然と挑戦するは、天下御免の向こう傷・早乙女主水之介。謎が謎を呼び、戦慄、興奮、激動を呼ぶ物語。

旗本退屈男 謎の決闘状
(C)東映

ストーリー

夜の川岸を提灯を連ねた黒覆面の行列が音もなく進んでいた。そこに夜釣りに出かけた円太と弥八が出くわし、行列の中にあった御殿駕籠を覗いてみると、中に御殿女中風の女の死体が入っているのを見てしまった。黒覆面が円太達を取り囲み絶体絶命のその時、旗本退屈男こと早乙女主水之介が現れ二人を救出、黒覆面たちは脱兎の如く逃げ去り、残ったのは鬼花菱の印のある門鑑だけだった。主水之介は翌朝から早速この門鑑を手がかりに捜査を開始。すると腰巾着の三平が殺人事件を主水之介に報告。殺されたのは、昨夜の御殿女中姿の女で、その正体は蔵前札差信濃屋五兵衛の養女・おたかだった。おたかは将軍の側女として城中に上るため、将軍家祈祷所護持院にお清めに行く途中で殺されたようだ。護持院を訪れた主水之介だったが、執事の了山から冷たくあしらわれ、しかもその帰りに黒覆面の襲撃を受けこれを蹴散らした。ある夜、謎の駕籠の主を突き止めるがその顔を見て愕然とし、そのまま駕籠を見送るしかなかった。柳沢出羽守は将軍綱吉を迎え、愛妾おさめの方によって至れり尽くせりの乱痴気騒ぎでもてなす。だが、綱吉に素っ気無くされた、おさめの妹おまきの嫉妬の目が、信濃屋の二人の娘、おそのとおきくに注がれる。そして、今度はおきくが毒殺されてしまう・・・。

旗本退屈男 謎の決闘状
(C)東映

シリーズ

「旗本退屈男」シリーズ(20)

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