作品検索

作品紹介

剣豪二刀流

Two Blade Master

1956(昭和31年)/3/1公開 94分 モノクロ スタンダード 映倫番号:2140 
配給:東映 製作:東映

剣と勝負に生きる宮本武蔵の巌流島以後の物語を描く。片岡千恵蔵による宮本武蔵をはじめ、東千代之介が佐々木小次郎で登場するなど豪華キャストが出演。

剣豪二刀流
(C)東映

ストーリー

巌流島で宿敵・佐々木小次郎を倒した宮本武蔵は、今や名実共に無敵の剣豪としてその名が広まっていた。だが、小次郎を倒したからといって剣の道が終わるわけではない。細川藩家老・長岡佐渡が仕官を勧めるも固辞し、更には幼なじみの恋人・お孝との約束も断ち切って、武蔵は更なる修行の旅へと出かける。一方、敗れた小次郎の一派は復讐を誓うも、今の武蔵に敵う相手がいるはずもない。小次郎の妾・おりんは、側用人・鴨甚内と共に仇を討つことを誓い、短筒を手に入れるべく長崎へ出立する。そして鴨甚内は武蔵が向かった九州全土の剣豪を焚き付け、まずは宝蔵院流の名手・高田又兵衛が試合を申し込んだ。だが巧みに馬と槍を使う又兵衛も武蔵の敵ではなかった。長崎の正覚寺では霞道場の荒くれ剣士たちに連名の試合場を叩きつけられた武蔵。試合前におりんの銃口と、その指南役である菱屋十兵衛の洋刀に狙われるも、十兵衛を切り伏せ、霞道場の剣士をたちまち追い詰めた武蔵の圧勝に終わる。だがその中で唯一、武蔵の必殺剣を受け止めた男がいた。男の名は雷電源太郎、技は肥後相楽の兵法者・丸目蔵人佐徹斉直伝だという。まだ手合わせできる強豪がいることに、目を輝かす武蔵。一方、お孝は長岡佐渡にやってきて、武蔵が出立したことに落胆するが、病身の身でありながら再び武蔵を追いかけるのであった…。

剣豪二刀流
(C)東映
ページの先頭へもどる
一般社団法人 日本映画製作者連盟・会員(4社)