作品検索

作品紹介

おしどり囃子

The Happy Wanderer

1956(昭和31年)/5/11公開 80分 モノクロ スタンダード 映倫番号:2259 
配給:東映 製作:東映

原作・村上元三の仇討立志物語『花見獅子』を、美空ひばりと大川橋蔵の豪華コンビによって、歌と踊りとロマンスあふれる情緒時代劇として映画化。

おしどり囃子
(C)東映

ストーリー

舞台は江戸。三社祭で奉納の宮神楽を舞う菊次は、れっきとした旗本の血筋を持つ身だが、妾腹の子ゆえに、幼時から家を出て町人暮らし。今では料亭・琴川の小町娘おたねと恋仲にある。ある日、旗本の宴席で横暴な組頭・大庭の所望により、獅子舞を演じた菊次は破門となった。御法度を承知で舞ったのは、宴席の接待役が他ならぬ父親・三之丞だったからだ。旅に出た菊次を、おたねが追った。おたねは、組頭の大庭が御用金を遣い込みし、その罪を三之丞になすりつけて自害させた事を知って、急ぎ菊次探しの旅に出たのだった。菊次はすでに旅のやくざに身を落として流浪。そんな菊次とようやく再会を果たしたおたねは、事のすべてを伝え、二人で仇を討つことを誓い合った。そして京都、由緒ある藤屋敷の将軍饗応の宴席で、見事な舞いを披露する二人獅子。やがて面かぶりを取った菊次とおたねは、親の仇!とばかり宴席の大庭に迫っていった…。

おしどり囃子
(C)東映
ページの先頭へもどる
一般社団法人 日本映画製作者連盟・会員(4社)