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泣き笑い土俵入り

1956（昭和31年）/6/28公開　57分　モノクロ　スタンダード　映倫番号：2202　
配給：東映　製作：東映

贋金を造り、土地を買収し、一攫千金を企む悪徳商人の大黒屋が、善良な市民を脅かし大江戸を牛耳ろうと企むが、胡蝶屋一家の正義に屈した上、果ては相撲取りに散々に叩きのめされるという爆笑人情喜劇
相撲のシーンには、往年の名力士・九州山が出演している。

ストーリー

お人好しの糸問屋・胡蝶屋幸右衛門は家業を立て直すために温泉が湧く土地を買ったが、実は悪党・大黒屋に二束三文の土地を掴まされていたのだった。やがて、幸右衛門は落ちぶれて長屋暮らしとなり娘のお春に養われる。その頃、大黒屋はニセ小判を造っていたが、偽の人相書きのために、幸右衛門は幇間の八五郎とともに捕まってしまう。釈放された幸右衛門は土地を買わされたときに釜焚きをしていた松太郎に出会う。いまや横綱・梅の花になった松太郎に、気をよくした幸右衛門は五十両を渡してしまうが、その金はお春が芸者に身売りして手に入れたものだった…。