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若さま侍捕物帖 深夜の死美人

Cases of A Young Lord Pt.5

1957(昭和32年)/4/2公開 58分 モノクロ スタンダード 映倫番号:10101 
配給:東映 製作:東映

江戸宵祭りに端を発した一連の殺人事件。謎の女掏摸、怪老人、無頼の剣客。血風渦巻く中に登場した若様が久能山宝蔵絵図面に絡む陰謀を暴く。

若さま侍捕物帖 深夜の死美人
(C)東映

ストーリー

花のお江戸の春祭り。若さまは相変わらずの御酩酊ぶりで、喜仙の娘・おいとを側にはべらせてなかなかの上機嫌。折しも、祭り気分を盛り上げているのは、小町娘・おあい、おゆきの奉納舞である。だが、一夜明けた川岸に無惨な死体が転がっていた。殺されたのはおあいの父・政五郎で、その傍に祭り笛が一本落ちていたところから遠州屋小吉の眼は光る。政五郎は、いわくありげな代物を骨董屋・金正重右衛門に届けるといって家を出たまま帰らぬ人となったのだが、骨董屋の身辺に疑う余地のないことから小吉も思わず腕を組む。その夜、娘一人がまた地獄へと葬られた。暗闇に鮮血にまみれて横たわるのは、亡き政五郎の娘・あおいであった。謎が謎を生む連続殺人の怪奇に、さすがの小吉も若さまのお知恵拝借と相成った。

若さま侍捕物帖 深夜の死美人
(C)東映
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