1957(昭和32年)/11/5公開 54分 モノクロ スタンダード 映倫番号:10327
配給:東映 製作:東映
正義の好漢・勘平クンが、宝石強盗団の正体を曝いて謎の摩天楼と対決し、見事これを撃滅するというスリルとサスペンスに満ちた冒険活劇。
連続する宝石強盗事件に躍起となる警察は、事件の黒幕とつながりのある緒形広子が勘平の従妹と知り、勘平の動向に注意を払い始めた。それを知ってか知らずか、勘平はいまだ就職先も決まらず、近所の少年たちと野球をしている始末。桐原香枝子は呆れつつも勘平に雑誌社の仕事を持ちかける。雑誌社での就職依頼の帰途、勘平は偶然広子と出会うが、広子は小さい包みを勘平に押し付けてそのまま消えてしまった。その様子を伺っていた白鳥刑事だったが、ダイヤの辺たちがその包みを奪おうと勘平を襲ってきたのを見て、ダイヤの辺を追跡する。包みの中には強奪されたダイヤが入っていたのだ。勘平が広子の姉・立子の店に向かうとエメラルドの健が店に入ってきた。健が勘平をモンタナに案内すると、そこには短剣を突きつけられた香枝子の姿が。勘平はダイヤの辺に宝石と香枝子の交換を迫られる。白鳥刑事が割って入るも、今度はロペスが香枝子を奪い去ってしまった…。