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鞍馬天狗

Goblin in Stirrups Pt.4

1959(昭和34年)/2/4公開 87分 カラー シネマスコープ 映倫番号:11069 
配給:東映 製作:東映

維新前夜の京洛を舞台にして、豪壮な鞍馬の火祭りにからむ、勤皇派と新撰組の激突、そしてその中に活躍する鞍馬天狗の勇姿に可憐な祇園芸妓の儚い恋心が寄せられる。

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ストーリー

維新前夜の京都では勤王の士と新選組が対立していた。新選組の一味が勤王党の名をかたり、勤王派の御用商人の呉服商増田屋で三千両を奪った時、その行手に突如として黒覆面の武士、勤王派の最も信頼する鞍馬天狗が現れた。天狗の出現を聞き色めきたったのは新選組の連中ばかりではなかった。天狗の片腕・黒姫の吉兵衛や、祇園の芸妓・小染も一時姿を消した彼を心待ちしていたのである。二人の許へ、天狗は早速現れ喜ばせた。小染は新選組の馴染み料亭に出入して、勤王派の潜む和泉屋が新選組に放火される事を聞き出した。小染から聞いた天狗は吉兵衛と共に馬を走らせ、同志を救った。角兵衛獅子姉弟・早苗と杉作が銭袋を落して泣いていた。天狗がそれを助けた事がもとで、清水裏の隠家を角兵街獅子の親方・隼の長次や新選組一行につきとめられた。天狗は拳銃を放ち危機を脱した。杉作少年は吉兵衛のもとへ預けられた。新選組の警戒は厳重になり、桂小五郎らの身も危くなってきた。天狗の指令で、鞍馬山の火祭りの夜に、薩摩、長州、土佐の三藩の代表が集ることになった。が、この事が新選粗にもれ、近藤らは山を目指した。小染は天狗の隠れ家へ走った。天狗は止める小染を突き放し、馬を飛ばした。鞍馬の聖祭が最高潮に達した時、新選組が抜刀して雪崩れ込み、勤王派が応じた。群衆は逃げ惑った。その時、天狗が現れた・・・。

鞍馬天狗
(C)東映

シリーズ

「鞍馬天狗」シリーズ(8)

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