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姫君一刀流

Princess Sword

1959(昭和34年)/6/16公開 61分 モノクロ シネマスコープ 映倫番号:11272 
配給:東映 製作:東映

亡き父の冤罪を晴らさんと、ある時は白頭巾、ある時は芸者にと、神出鬼没の五変化で活躍する美姫義姫。大川恵子颯爽の若衆姿で描く剣と恋の痛快復讐絵巻。

姫君一刀流
(C)東映

ストーリー

七年前、相州植村藩の当主摂津守は、弟の伊織の奸計により、キリシタンの汚名を着せられ奥方共々その刃に伏し、当時十歳だった義姫は忠臣・長沢頼母によって難を逃れた。三崎城主となった伊織は備前守と名を改め、腹心の尾関庄太夫や御用商人の佐賀屋嘉兵衛と結託して暴利を貪っていた。そして七年の月日が経ち、家老となった尾関庄太夫は謎の白頭巾の襲撃を受け、クルスのような手裏剣を背に受けて絶命した。同じ頃、佐賀屋の看板に同じ形の手裏剣が刺さっていた。そこには「後日、お命頂戴」の文字が書かれた紙があった。江戸では、備前守と佐賀屋の密談の席にクルス入りの時計が届けられ、そして「お命頂戴」の紙が刺さっていた。備前守はすぐさま老中筆頭松平能登守を懐柔して身の安全を図り、能登守を大川端の料亭へ招いた。芸者君龍の舞に見惚れ備前守が気に入ったときに、突如「殿様のお命頂戴」と懐刀で襲い掛かる君龍!彼女こそ白頭巾の招待であり、そしてあの義姫その人だったのだ。

姫君一刀流
(C)東映
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