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江戸っ子判官とふり袖小僧

The Edo Official And Apprentice

1959(昭和34年)/7/26公開 86分 カラー シネマスコープ 映倫番号:11277 
配給:東映 製作:東映

江戸っ子鉄火の双肌いっぱい、パッと開いた遠山桜、粋な判官金さんが美空ひばりのふり袖小僧と知恵くらべ腕くらべの珍道中。奇抜な趣向で描くお馴染み金さんシリーズ最新版。

江戸っ子判官とふり袖小僧
(C)東映

ストーリー

物書きの亀屋東西は一寸したカッパライで伝馬町の大牢に放り込まれた。その牢の番役に江戸で一番人気の義賊ふり袖小僧がいたから東西は大喜び。早速「江戸っ子判官とふり袖小僧」の物語を綴り始める…。―十手の波に追われた黒覆面が逃げていく。行く手に紫頭巾が立ちふさがる。実はこの紫頭巾こそ本物のふり袖小僧で、黒頭巾はその名を騙る悪逆非道のニセモノだったのだ。だがなぜか追い回されるのは紫頭巾の方、とある料亭に逃げ込むが、そこにいたひょっとこ面の浪人にこってり絞られる。この浪人こそいれずみ判官と評判の遠山の金さん…新奉行遠山左衛門尉その人だった。ほうほうの体で隠れ家に逃げ帰った紫小僧は可憐なおえんの姿に戻るが、目明しの籐兵衛に踏み込まれて子分たちと一緒に江戸を逃げ出した。とある街道にやってきたおえん達は賭場帰りの浪人を襲ったら、これまた遠山の金さん。コテンパンにのされ、やっと宿に着いたと思ったらまたもや籐兵衛に踏み込まれ、こともあろうに金さんの泊まってる部屋にもぐりこんだ。縛られて押入れに放り込まれた三人。この場はすりの後輩のお銀によって助けられたが、お銀は金さんをふり袖小僧と勘違いして籐兵衛に密告。あわてた金さんはおえん達と一緒に逃げ出すことに…。

江戸っ子判官とふり袖小僧
(C)東映
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