作品検索

作品紹介

新吾十番勝負 第三部

Shngo's Challenge Pt.3

1960(昭和35年)/3/27公開 85分 カラー シネマスコープ 映倫番号:11623 
配給:東映 製作:東映

「私は将軍の子だった...」波瀾数奇の運命をたどりつつ、肉親の愛、異性の愛に引かれながらも一人孤独な剣の道をゆく熱血多感な青年剣士・葵新吾。ある時は傷つき、ある時は苦悩しながら宿敵放生一真流・武田一真を追い、凄絶なる勝負を挑んでゆく。
大川橋蔵、大友柳太朗、月形龍之介、佐久間良子ら豪華キャスト陣が演技の火花を散らす娯楽時代劇の決定版。

新吾十番勝負 第三部
(C)東映

ストーリー

新吾は、剣と勝負に生きる者の避けられぬ宿命として放生一真流・武田一真と対決し、無念にも倒された自源流・梅井多門先生の遺骸を荼毘に付すため、真崎庄三郎小父さんと共に山頂に立った。庄三郎小父さんの叫び声を背に山を駆け下りた新吾は、その言葉とは裏腹になんとしても武田一真だけは討ち取りたい思いに駆られていた。山を下りる途中、所司代一味を相手にやむなく名前を明らかにせねばならなくなった。「将軍の子、葵新吾」まだ見ぬ父・徳川吉宗公から頂いた名が表向きになれば、将軍家にはもとより、母である奥方お鯉の方の耳に入るのは疑うべくもない。行列を組み東海道を東へ箱根路に入り、名木初音の松あたりにかかった時、突如、何者かの発砲に遭った。“やはり自分が江戸城に入るのを喜ばぬ人たちがいるのだろうか?”銃声に驚いて暴走する馬に運命をまかせた新吾は、改めて手綱に力を入れた…。

新吾十番勝負 第三部
(C)東映
ページの先頭へもどる
一般社団法人 日本映画製作者連盟・会員(4社)