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天保六花撰 地獄の花道

Runaway to Hell

1960(昭和35年)/5/3公開 103分 カラー シネマスコープ 映倫番号:11713 
配給:東映 製作:東映

「とんだところへ北村大膳!」の名セリフ、市川右太衛門扮する河内山宗俊の松江邸乗り込みの大芝居を中心に、御馴染み六花撰の侠気と色恋を描く豪華絢爛の時代絵巻。

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ストーリー

お城勤めの数奇屋坊主ながら、江戸の裏道にぐっと顔をきかす練塀小路の河内山宗俊。ある日、元雲州松江藩士の金子市之丞を、同じ藩士の追っ手から救った。この頃、河内山の兄弟分森田屋清蔵は、吉原一の花魁三千歳が、幼い頃生き別れた実の妹と知り、その身元を調べていた。三千歳には、御家人あがりの女たらし片岡直次郎という悪虫がついていた。時に河内山のもとへ金子が訪れる。金子は、公金横領の罪を着せられ殺された父の仇、松江藩の家老北村大膳を狙う身の上と聞き、河内山は力を貸すことを誓った。さらに河内山は、三千歳と金子を添わせようと吉原大口屋へ繰り込んだ。しかし、金子はとんだ堅物、三千歳の心は直次郎でいっぱい。そして、大口屋からの帰路、金子は大膳一味の襲撃を受けたが、河内山によって危機を脱した。金子を大膳に売ったのは直次郎だった。一方、三千歳を身請けしようとした清蔵は、抜荷買がばれ、身請けを河内山に頼んで身を隠す。河内山は三千歳を身請けし、金子と一緒にしようと算段する。金子の仇討ちのほうはというと、按摩の丈賀との仲間割れから危機に瀕した直次郎を救い、供に仕立て上野寛永寺の使僧にばけて松江藩邸に乗りこんだ。藩主出雲守との対面のうえ金子の無実をはらし、大膳の悪計をあばこうという獄門台覚悟の大芝居が始まった…。

天保六花撰 地獄の花道
(C)東映
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