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青空街道 完結篇

Blue Sky Highway Pt.2

1960(昭和35年)/5/10公開 52分 モノクロ シネマスコープ 映倫番号:11721 
配給:東映 製作:東映

話題の美剣士・倉田爽平が目を奪う絢爛の剣技を見せる痛快時代劇。十五年ぶり故郷信州の土を踏んだ青年剣士雲母龍之介が、危機に瀕している幼馴染お里の一家を助け、悪ボス一味に必殺剣を見舞うという、剣と恋と波瀾のうちに人の世の哀歓を描き出した二部大作の完結篇。

青空街道 完結篇
(C)東映

ストーリー

十五年ぶりに帰ってきた故郷小諸で、幼馴染で貸元千曲の久兵衛の一人娘お里に再会し、商売敵であこぎな手を使う丸子一家から久兵衛を救った雲母龍之介。それがお里に想いを寄せる千曲一家の用心棒・飛鳥兵馬の恨みを買い、兵馬は丸子一家に寝返って龍之介を襲撃した。だが、八つ目のお千が機転を利かせ、龍之介と同じくお里を想う追分の仙太郎は窮地を脱した。スリではあるが愛らしさを失わぬ八つ目のお千は、龍之介を慕っており、龍之介も妹のように慈しんだ。その後、沈黙を守る丸子一家だったが、容貌怪異な浪人・鹿教湯大作の幽霊剣法に色めき立ち、丸子の伝蔵は用心棒に雇い入れる。大作は兵馬を伴い龍之介を襲い、龍之介は瀑布の底深く落ちていった。一方、伝蔵の納屋に放り込まれたお里に兵馬の卑しい目が向けられる。「久兵衛の命も今宵限り。言うことを聞けば助けるぞ。」お里の眼は怒りに燃えた。お千は必死にお里を助けようと伝蔵一家に忍び込んだ。同時に死に物狂いの千曲一家も殴りこむ。途端に不利な態勢となったその時、龍之介が飛び込んできた。必殺剣が大作をなぎ倒す。そして、兵馬がお里を斬ろうとした一瞬、お千が飛び出し身代りとなった…。

青空街道 完結篇
(C)東映

シリーズ

「青空街道」シリーズ(2)

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