作品検索

作品紹介

あやめ笠 喧嘩街道

Road Warriors

1960(昭和35年)/5/17公開 71分 モノクロ シネマスコープ 映倫番号:11719 
配給:東映 製作:東映

鉄火渡世の哀歓を、天衣無縫の旅鴉・あやめの雁太郎が波瀾痛快の長脇差仁義で彩る、喧嘩あり恋あり笑いありの颯爽編。

NO IMAGE

ストーリー

島の秀五郎一家と牛堀の鬼造一家の縄張り争いの仲裁を鮮やかにやってのけたのは、度胸が良くて腕が立つ一本どっこの旅鴉・あやめの雁太郎。秀五郎の娘・おみつの慕情に後ろ髪をひかれながら、日本一の大親分になる日を夢見て、行方定めぬ旅に出た。ある日の峠道、雁太郎は山賊に追われる旅人風の男を救い、追いかけてきた武家娘を取り押さえた。しかし、逃がした旅人が名うての道中師・いたちの弥吉で、武家娘はこの弥吉に荷物をスラれた被害者。謝る雁太郎だったが、娘は冷たい目を向けて去って行った。翌日、弥吉と再会した雁太郎は、武家娘の荷物の中に仇討赦免状を見つける。数日後の大雨の日、雁太郎は村はずれの水車小屋で捜し求めていた武家娘にやっと巡りあう。極度の疲労で昏睡状態の武家娘を温かく看病する雁太郎の優しい心遣いに、かたくなな心がほぐれた武家娘は、高遠藩重役小山田左門の娘・深雪と名乗り、逆恨みで父を殺害した元高遠藩士・秋山隼人を追い求めて旅をしている身の上を打ち明けた。秋山の名を聞いてはっとする雁太郎。雁太郎が秀五郎一家と鬼造一家の仲裁に成功した裏には、雁太郎の度胸にほれ込んだ鬼造一家の用心棒・秋山隼人の尽力があったのだ…。

あやめ笠 喧嘩街道
(C)東映
ページの先頭へもどる
一般社団法人 日本映画製作者連盟・会員(4社)