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桃太郎侍 南海の鬼

Samurai Momotaro:Devil of The Seas

1960(昭和35年)/6/7公開 75分 カラー シネマスコープ 映倫番号:11765 
配給:東映 製作:東映

「桃太郎侍 江戸の修羅王」の後編。舞台は江戸から讃岐へと移り、その道中東海道五十三次に巻き起こる女難、剣難の数々をユーモアあふれるリズミカルなテンポで描いている。

桃太郎侍 南海の鬼
(C)東映

ストーリー

浜松の宿で半九郎一味の奸計に対する作戦を練る桃太郎。その凛々しい姿に恋心を寄せる小唄の師匠・小鈴は、半九郎に命じられた桃太郎殺害の秘命も忘れて、逆に宇都谷峠に待ち受ける半九郎の計略を知らせる。計略の先手を打って単身夜道の馬を飛ばせた桃太郎だが、これを予測した半九郎の罠が待ち構えていた。桃太郎は足をすべらせ、敵の一人、片桐弥十郎と共に崖下へ落ちていった。讃岐丸亀藩の城下町。金毘羅詣りでごった返す人波を泳ぐのは、桃太郎と弥十郎。弥十郎は敵でありながら、半九郎の計略を桃太郎に密かに知らせる不思議な人物で、宇都谷峠の一件も桃太郎を救うための一策であったのだ。その頃、主膳派の策謀は狂暴さを増し、百合が主膳の弟の大学に、小鈴も半九郎に捕えられ、小鈴を助けようとした伊之助までもが半九郎の罠にかかって捕えられてしまった。桃太郎は百合を救うべく、新之助を名乗って大学の邸に乗り込むが、半九郎に暴露されて失敗。主膳派は百合と伊之助を囮に一挙に事を運ぼうと、鬼女ヶ原の刑場で二人の処刑を実行した…。

桃太郎侍 南海の鬼
(C)東映

シリーズ

「桃太郎侍」シリーズ(2)

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