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次郎長血笑記 富士見峠の対決

Blood And Laughter

1960(昭和35年)/8/28公開 83分 カラー シネマスコープ 映倫番号:11894 
配給:東映 製作:東映

次郎長血笑記シリーズ第三話。本作は、裸道中に保下田の久六殺しなど御馴染深いエピソードに、ビート族五人娘を登場させるなど新風溢れる作品となっている。

次郎長血笑記 富士見峠の対決
(C)東映

ストーリー

兄弟分新屋虎五郎の仇・山梨の周太郎をかくまって横車を押す猿屋の勘助に激怒した次郎長は、長楽寺に乗り込むと周太郎共々手向かう勘助を斬った。寺津の間之助宅に向う次郎長一行は長楽寺の件で代官所の手が廻った事を知らせに来た仙右衛門らを供に連れた女房お蝶と出会った。次郎長は追手の目をくらますため、大政らを寺津にやり、次郎長、お蝶、石松、三五郎、大五郎の一行は別の道を取った。途中お蝶が病に倒れたため、兄弟分の巾下の長兵衛宅に草鞋を脱いだ。長兵衛夫婦は貧乏にもかかわらず次郎長一行のために苦しい金策をして温かくもてなしてくれた。次郎長に恩義のある久六に金策を頼むが、冷酷な久六は断った上にかえって次郎長を捕まえると脅かしたたためさすがに温厚な長兵衛も激怒した。石松らも長兵衛の急場を救おうと縁日歌を唄い、久六の子分らと喧嘩するが、これを根に持った久六は子分に寺津へ向うお蝶を襲わせ殺してしまう。寺津へ草鞋を脱いだ次郎長は、久六が奉行所と組んで長兵衛夫婦をなぶり殺しにしたのを知り激怒する。次郎長は二十八人衆を引き連れ、お蝶と長兵衛夫婦の位牌を先頭に久六が待ち構える富士見峠へと乗り込んで行った…。

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