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怪獣邪九魔の猛襲

Snakebeast

1961(昭和36年)/7/19公開 61分 モノクロ シネマスコープ 映倫番号:12370 
配給:東映 製作:東映

日本の伝説的英雄としてなじみ深い岩見重太郎が、怪物ヒヒを操る蛇九魔という化け物を退治する痛快勇壮な物語です。里見浩太郎の岩見重太郎という痛快さと、荒れ狂う妖術と正義の剣の戦いが興奮を呼びます。

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ストーリー

その昔、怪物大ヒヒを操り村から村へと疾風魔のごとく襲う蛇九魔という妖賊がいて、筑前の領民は恐れおののいていた。お家乗っ取りを策す家老の結城帯刀はこの機会に蛇九魔の魔力を利用して、目の上のたんこぶの忠臣岩見重左衛門を倒さんと、討伐奉行の大役を重左衛門に命じた。重左衛門には重太郎と重次郎の二人の息子がいたが、重太郎は親友の薄田弥右衛門の一人娘園絵に言い寄り勘当されていた。重左衛門、重次郎の親子は蛇九魔討伐に乗り出すが、その正体さえもつかむことができない。一方、重太郎は諸国を武者修行してすっかり怪力無双の豪傑に成長していた。父の危急を知り、密かに領内に戻り佐吉長屋に身を隠し陰ながら父の働きを援護する決心をした。重太郎はとある山中の境内で蛇九魔と渡り合ったが、、蛇九魔は妖術を使って逃れ、手がかりになる外国製のメダルを手に入れたが、園絵をさらわれてしまった。メダルを手にした重太郎は貿易商西海屋を探り、主人唐九郎と帯刀のお家乗っ取りの陰謀を察知したが、唐九郎は帯刀を倒して自分が五十万石乗っ取りを図るという大悪人だった。折も折、城内は手薄になり、危機を察した重左衛門と重次郎は駆けつけたが、蛇九魔は先回りして千代姫の寝床を襲った。そして帯刀一味も鉄砲隊を率いて蜂起し、城内はたちまち阿修羅の混乱に陥る。重左衛門は帯刀の一弾に倒れ、重太郎は獅子奮迅の活躍で帯刀と蛇九魔を斬ったが、蛇九魔の正体は・・・

怪獣邪九魔の猛襲
(C)東映
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