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旅がらす花嫁勝負 

A Wanderer's Bride

1961(昭和36年)/10/7公開 64分 モノクロ シネマスコープ 映倫番号:12439 
配給:東映 製作:東映

命を的に売り出すよりは、とびきり美人の大貸し元の二人娘を狙っちゃえと考えた、侍上がりの秀、旅烏の新太郎のチャッカリやくざコンビの珍道中。

旅がらす花嫁勝負 
(C)東映

ストーリー

旗本崩れで侍あがりの秀と旅がらすの新太郎は、大喧嘩の最中にばったり再会。二人は助っ人稼業の先輩後輩の間柄で、その夜は再会を祝して威勢良く飲んだはいいが、そのお店が暴力酒場で、すってんてんにされてしまった。長ドスと着物をカタに一勝負したものの、こちらもイカサマに騙されて、てんでついてない二人。そこで次に考え付いたのが、美人の娘がいる貸し元の家にもぐりこんで婿入りし、二代目襲名を企てるというがめつい計画。勿論そう簡単にいくはずもなく行く先々で御難続きだったが、ようやく落ち着いた片倉一家には、お由美とお加代という美人姉妹がいた!途端に張り切る二人に、姉妹のほうもまんざらではなさそうであったのだが、代貸の芳造という邪魔者が旅から帰ってきて話はややこしい方に。芳造は、以前二人をイカサマで騙した不動の錠太郎と計って、片倉の親分、庄次郎に女郎屋を開業させようと迫るのだが、庄次郎は勿論受け付けない。お由美と片倉の縄張りを狙う芳造と二人は度々衝突。そんななか、痺れを切らした錠太郎は祭礼の夜に庄次郎を殺してしまった…。

旅がらす花嫁勝負 
(C)東映
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