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最初が肝心 

Newlyweds Need A Good Start

1962(昭和37年)/2/7公開 54分 モノクロ シネマスコープ 映倫番号:12507 
配給:東映 製作:東映

およそ女性とは縁遠い「動物ランチKK」に勤務する一青年が、縁あって恋人が出来、やがて独身生活に別れを告げて、甘い新婚生活に入っていく。その新婚ぶりを、アパート居住者の生活と対比させながら描いた喜劇決定版。

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ストーリー

“動物ランチ”営業課員・西川俊次は相愛のマユミと結婚。無事に新婚旅行を終えた二人は、愛の巣をアパート“宝山荘”に営むことになった。この宝山荘には、団地アパートのクジに当らぬ腰掛け族、通称“団地予備軍”が群雄割拠している。一号室の住人で俊次の先輩・東山春男は「結婚生活は最初が肝心!男性が家庭のイニシアチブを握らなければ駄目だ!戦後強くなったのは靴下と女性だ!ここの住人たちみたいに女房の尻に敷かれていては駄目だ、しっかりしろ!!」と俊次を激励。俊次はすぐさまそれをマユミに実行した。口惜しがった新妻のマユミは東山の妻・昭子と共同戦線を張って「男性横暴」を懲らそうと立ち上がった。その頃会社では、上野動物園サル山の女ボスが食欲不振のため、水戸部長の命令で俊次と東山が動物ランチの製品を売り込みに行く。だが女ボスの食欲不振はサル山男性族の横暴によるノイローゼとわかり、売り込みに失敗してがっかり。マユミ、昭子の女性軍は「男性横暴打破」の旗印を掲げて「亭主の夕食拒否」の挙に出て気勢をあげるが、裏をかいた俊次と東山の男性軍はホステス亜子のいるバー「クレージー」に立て籠もって「男性優位論」を展開し、夕刻帰宅中止と巻き返し戦術に出た…。

最初が肝心 
(C)東映

シリーズ

「新婚」シリーズ(2)

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