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恋と太陽とギャング 

All Rascals

1962(昭和37年)/3/21公開 87分 モノクロ シネマスコープ 映倫番号:12637 
配給:東映 製作:東映

新型のショットガンを手に、トップモードを着こなしたカッコイイ野郎どもが、国際秘密賭博場の大金を狙って、流行のスポーツカーで暴れまくる。「花と嵐とギャング」の姉妹篇のギャングアクション。

恋と太陽とギャング 
(C)東映

ストーリー

国際秘密賭博場の一室、ルーレットを囲んで血走った数十の眼が白い玉の行方を追うと、次の瞬間、轟然たる銃声と共にルーレットの玉が消し飛んだ。イキなガンさばきをみせた大胆不敵なこの男は一人の女の手を取ると、雨のような銃弾を背に風の如くその場をずらかった。男は、網走刑務所を出所して三年ぶりにシャバの風を浴びたばかりの石浜伸夫、女は石浜の女房・典子で、かつては大陸で鳴らした興安嶺のお真佐という女傑を母親に持つしたたか者だ。さてこの似合いの悪党夫婦を久しぶりに迎えて大姐御お真佐は勇気百倍、かねてからの計画を二人に打ち明けた。マカオの賭博組織の大幹部ロバートが日本に国際賭博マーケットを造るテストとして近くクラブXXで大規模な賭場を開く。一晩に動く金が数千万円、それをそっくり戴こうという途方もないプランである。だが、同じくこの金を狙っているもう一人の男がいた。網走帰りの一匹狼を自称する常田という悪党で、彼は既にクラブXXに情婦で踊り子のローザ・ルミと、その弟でロカビリー狂のボーイ・光男の姉弟を潜入させていたのだ。この悪事の情報源、国際ホテルのロビーで常田とばったり顔を合せたお真佐一党は、互いの腹を探りながら資金調達は常田、プラン実行はお真佐一党、分け前は五分と五分ということで手を握ることになった…。

恋と太陽とギャング 
(C)東映
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