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越後獅子祭り 

Lion Festival of Echigo

1962(昭和37年)/9/30公開 89分 モノクロ シネマスコープ 映倫番号:12939 
配給:東映 製作:東映

幼い頃角兵衛獅子に売られた旅がらす・片貝の半四郎が故郷の町に父を訪ねて帰り、土地のヤクザを斬って再び父と別れて去ってゆく。恋あり、喧嘩ありの長谷川伸原作の痛快股旅映画。

越後獅子祭り 
(C)東映

ストーリー

江戸から越後へ通じる利根川添いの街道筋を十数年ぶりに故郷へ帰る片貝半四郎の姿があった。街道で仇討ちが起った。対峙するのは駒沢番十郎と浅井朝之助だ。だが、浅井が娘・桜川小陣を楯にしたので、半四郎は両者へ割って入る。その隙に浅井は逃げた。半四郎は小陣の感謝の目差しを背に利根川の渡しへ向う。舟中で大喧嘩が起り、そのどさくさにイカサマ師・弥十は半四郎の財布を盗む。その財布には半四郎が角兵衛獅子に売られた時の証文、瞼の父を尋ねる手掛りが入っていた。話かわって高崎の宿では弥十得意のイカサマ勝負の開帳中だ。沢井屋伝兵衛の娘・小夜をカタにサイコロが振られようとした時、半四郎が分け入り二人を助けた。道すがら、半四郎は、土地のボス赤九郎一家の乱暴を受けている桜川小陣一座を救う。小陣の後援者には越後屋新右衛門がいた。彼は江戸の豪商で、以前伜を角兵衛獅子に売ったことを悔い小陣を伜がわりに可愛がっていた。ある居酒屋で、半四郎は伝兵衛が半四郎の財布を拾って彼に届ける途中、小夜の美貌に目をつけた浅井に殺されたことを知った。さらに半四郎は新右衛門こそ瞼の父であり、小陣が初恋の人であることを聞いて、父を尋ねるのだが…。

越後獅子祭り 
(C)東映
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