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柳生武芸帳 片目水月の剣

Yagyu Military Art:One Eyed Swordsman

1963(昭和38年)/5/25公開 84分 モノクロ シネマスコープ 映倫番号:13168 
配給:東映 製作:東映

近衛十四郎主演の「柳生武芸帳」シリーズ第6弾。阿蘇路に群れる幕府転覆の逆賊たち。秘剣ひっさげて乗り込む片目の剣豪・柳生十兵衛!幕府安泰のため、奪われた武芸帳を追って、九州は阿蘇を舞台に、死闘を繰り広げる!

柳生武芸帳 片目水月の剣
(C)東映

ストーリー

寛永十二年六月、参勤交代の制度が布告され、江戸幕府の諸藩管理が厳しさを増す頃、江戸城中では九州島津家の当主・島津光久が大目付役を拝命した柳生十兵衛に対し、二度と外様大名の取り潰しをしないよう約束させたが、ただ一人、幕府転覆を密かに狙う阿蘇の豪族・有馬隼人正、別名疋田陰流の達人・筑紫左源太は不満そうに笑っていた。左源太は最初に島津・細川・黒田ら外様の有力藩に「参勤交代は外様大名を取り潰す謀略なり」と書状を送り江戸に集結させるが、島津家の代わりに十兵衛がやってきた事で、反逆の露見を恐れて他の賛同者を斬り、十兵衛にも迫った。あわてた左源太は柳生邸から武芸帳を奪って阿蘇へ逃走。連判状に記された義久の名前を使って島津家を味方に引き込もうという計画を知った十兵衛も阿蘇に飛ぶ。道中で左源太の配下が十兵衛を襲撃、そしてその配下から十兵衛の阿蘇入りを知った左源太は草千里での決闘状を十兵衛に送るのだった。数日後、草千里で左源太の配下の野党ニ十数人に善戦するが多勢に無勢。深手を負って山中に逃れる。十兵衛を倒したと思い込んだ左源太ら野党たちは、この勢いのまま幕府転覆を図ろうと島津光久の元に向うのだが…。

柳生武芸帳 片目水月の剣
(C)東映

シリーズ

「柳生武芸帳」シリーズ(8)

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