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民謡の旅 秋田おばこ

Cosmetic Sales Competition

1963(昭和38年)/6/9公開 80分 カラー シネマスコープ 映倫番号:13179 
配給:東映 製作:東映

東北地方の観光地を舞台に、ライバル会社の本拠地に乗り込んだ美人の化粧品セールスウーマンが、得意の民謡の数々を披露しながら、てんやわんやの販売合戦を展開する。美空ひばりとこまどり姉妹が歌いまくる娯楽大作。

民謡の旅 秋田おばこ
(C)東映

ストーリー

さくら堂化粧本舗のチャキチャキのPR員・琴川原雪子は、近頃さくら堂の地盤に食い込んできたライバル会社・スワン化粧品に必死で抵抗を続けていた。関西地方は雪子の活躍で食い止めているが、東北地方が押され気味のため、出張の疲れもいえぬまま社長や同僚とともに東北に飛んだ。雪子は車中で知り合った高田丈ニという青年紳士に惹かれてしまい、丈ニも雪子の美しさと歌声に惚れてしまった。だがこの丈ニこそスワン化粧品の頑固社長の一人息子で、倒れた父の代わりに東北視察旅行に向っていたのだ。お互いの素性は知っても、好意は好意、ビジネスはビジネスとPR合戦が開始。会津若松は小売店の談合の場に飛び込んだ雪子を丈ニが助ける展開となったがビジネス上は決着はつかず、勝負は仙台に持ち越し。その仙台で雪子はひょんなことから花売り娘のマリと出会い、彼女をさくら堂のPR娘に採用して幸先良くスタート。負けじと丈ニはマリの双子の妹ユリをスワンのPR娘に仕立て上げてきた。二人の教育係たちは、マリとユリにそれぞれ相手の悪口ばかり叩き込む。だがいざPR合戦開始の時に、マリとユリが入れ違ってしまい自社の悪口合戦になってしまい大混乱。病を押して応援に駆けつけたスワンの社長・安兵衛は激怒してこれを雪子のせいにしてしまう。それに怒った丈ニは、父のやり方に反発して家を飛び出してしまった…。

民謡の旅 秋田おばこ
(C)東映

シリーズ

「民謡の旅」シリーズ(4)

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