1964(昭和39年)/2/1公開 85分 モノクロ シネマスコープ 映倫番号:13466
配給:東映 製作:東映
前作「柔道一代」に続き、講道館柔道・本郷四郎対柔術、唐手の対決を描く青春アクション篇。後半は舞台を沖縄へ移した本作では、勝負のスリルを縦横に見せる。
警視庁柔術師範選抜大会に敗れた柔術一派は、その恨みを晴らそうと講道館を付け狙っていたが、総大将の香野理五郎が外遊したのを機に、一気に事を起こした。そして、その矢面に立ったのが、香野の一番弟子・本郷四郎だった。四郎には、柔術一派という敵とは別に、愛する妹ミキが四郎にふられたと勘違いして、四郎の命を狙う沖縄の唐手使い・与那嶺拳心という敵もいた。講道館を救う道はただ一つ。自分が東京を去ることだと考えた四郎は、ミキに別れを告げると諸国漫遊の旅に出るのだが…。