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大笑い殿さま道中 

A Laughable Journey

1964(昭和39年)/2/1公開 82分 モノクロ シネマスコープ 映倫番号:13415 
配給:東映 製作:東映

殿さまとスリが瓜二ツ!ひょんなことから幕府の暗殺団に狙われる破目になった巾着切り藤太が展開する笑いの数々を様々な喜劇スターの登場で面白おかしく描く、藤田まこと主演の喜劇映画。

大笑い殿さま道中 
(C)東映

ストーリー

ここは浜松奉行所牢、今日出る男はチャッキリ藤太、捕われること十八回、スリ失格のお人よし。御牢で会った脱獄狂、金次と手を取り逃げてはみたが、藤太だけは又御用、これで前科十九犯。一方逃れた金次さん、助けた娘の名前はお八、そこに現る藤太さん、けれどお八の言うことにゃ、藤太は誰かにそっくりと、そこに現る怪しい武士団、お八重は知るのかこの連中、二人を逃がしてただ一人、娘だてらに大立ち廻り。所変わって箱根の関所、例の武士の団長が、役人に耳打ちすることにゃ、「幕府のためには、井上河内守様を暗殺するのが務めだ」そうな。話変わって小田原道場、鼻歌交じりの二人連れ、今夜の獲物を狙った男、実は井上河内守の家老の都築益之進、連れて行かれた藤太と金次、「殿になってくれぬか」と、頼まれ二人は引き受ける。暗殺団に狙われる殿の身代わりとも知らず、大喜びの二人の前に、現れ出たのは愛しも愛しお八重さん、「あなたは殿の身代わりだ」、泣いて詫びるその八重が○○藩の忍者とは…。けれど忍者も女ならいつの間にやら藤太にホの字、全てを悟った藤太は立派、八重や金次のためならと我が身ひとつはそのままに金次を一人逃げさせて、その後二人のラブシーン。一方逃れた金次さん、折りよく出会った大久保彦左、将軍様に暗殺の、中止の進言頼み込む。めでためでたで江戸屋敷、晴れてお八重は貰い下げ、謝礼に貰った恋人と、虹を掴む男なら、ああ男なら何処へ行く。

大笑い殿さま道中 
(C)東映
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