作品検索

作品紹介

隠密剣士 

The Detective Fencer

1964(昭和39年)/3/28公開 83分 モノクロ シネマスコープ 映倫番号:13524 
配給:東映 製作:東映

テレビの人気番組の映画化。江戸の隠密剣士秋草新太郎が、現将軍職にある幼い弟を守る老中に味方して、将軍家転覆を企てる大名の陰謀と斗い、忍者を相手に剣をふるうスピ-ディな時代劇。

隠密剣士 
(C)東映

ストーリー

幼少家斉十一代将軍就任の頃、幼少将軍擁立を不満とする尾張家に不穏な動きをみせ、時の老中・松平定信を中心とする幕閣首脳は、公儀隠密伊賀者を尾張に潜入させた。伊賀忍者は尾張家をして将軍職にという、陰謀荷担の証拠たる各大名の血判連判状を手に入れて尾張を脱出した。家斉の妾腹兄・信千代は早くから隠居、名前も秋草信太郎と変えて、気楽な生活に安んじていた。或る晩、周作少年を供に夜釣りに出た新太郎は、瀕死の重傷を負った伊賀組と名乗る侍から袱紗包みを預けられた瞬間、伊賀忍者の襲撃を受けた。それを救ったのは、脱出した忍者を待ちうけていた伊賀組頭・高山太郎佐と同心・霧の遁兵衛だった。新太郎は二人が公儀隠密と知り、袱紗包を渡す。証拠品を握った定信は、尾張家糾弾として上使を尾張にさしむけることになり、その役目を新太郎に頼んだ。新太郎は異母弟のためと知って、その役目を快く引き受けるのだった。新太郎、遁兵衛、周作の三人とそれを護衛する伊賀同心が江戸を発つ頃、証拠の連判状を途中で奪おうとする竜四郎の率いる甲賀組も尾張を発ったのだった。

隠密剣士 
(C)東映

シリーズ

「隠密剣士」シリーズ(2)

ページの先頭へもどる
一般社団法人 日本映画製作者連盟・会員(4社)