1966(昭和41年)/10/1公開 89分 カラー シネマスコープ 映倫番号:14642
配給:東映 製作:東映
日清戦争の頃に、佐渡金山で働く凶悪徒刑囚たちの姿を描いたもの。男同志の侠気で結ばれた彼らが、至難の脱獄を計画したり、無頼やくざと対決したりと、凄絶なアクションが展開する。
日清戦争の頃、佐渡金山では人手不足のため全国の徒刑囚を集めていた。ある日、菊之井部屋に上州堀井一家の本条栄三がきた。本条は渡世の仁義から桐岡一家に殴り込みをかけ、その際、誤って巡査を殺してしまい、無期懲役を言い渡されたのであった。清次郎が部屋頭の菊乃井部屋と丈吉が部屋頭の五十嵐部屋は採掘量で競争していた。桐岡と兄弟分の丈吉は何かと本条に因縁をつけたが、清二郎が間に入り本条をかばう。そんななか、堀井一家の親分が桐岡に殺されたことが知らされる。