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三等兵親分出陣

Divided Leadership Pt.2

1966(昭和41年)/10/1公開 88分 モノクロ シネマスコープ 映倫番号:14629 
配給:東映 製作:東映

「三等兵親分」に続く軍隊喜劇シリーズの第2作。舞台は赤い夕陽に照らされた中支・武陽。お馴染みの札つき三等兵七人が、部隊長以下、極めつけの札つき悪党たちがとぐろを巻くガラクタ部隊に編入され、てんやわんやの大騒ぎを繰り広げる。

三等兵親分出陣
(C)東映

ストーリー

日支事変勃発から3年。中国での消耗戦に投入された兵力の中に、兵頭、中村、豊川、小坂、大峰、赤松、清水という七人の補充兵もいた。配属された押田部隊は、とんでもないガラクタ部隊だった。中林は、足立曹長一味が、中国では貴重品扱いの塩を部隊から持ち出して横流しをしていることを知る。ある日、衛生兵になった中林のもとに、病人を治療してほしいと苦力頭のワンタンが訪ねてきた。病人はシューマイと呼ばれる老人。実はワンタンは王大成、シューマイは周毛という八路軍で、塩を狙ってゲリラ活動を展開していたのだ。これを嗅ぎつけた兵頭は、ワンタンの後をつけるが、逆に捕えられてしまった。一方、慰安婦の仮眠所で、山と積まれた棺桶の中身が塩であることを発見した豊川、赤松、清水は、足立曹長、笹本軍曹らに捕えられ、城外の寺院の廃墟に連れ込まれる。だが、この塔は八路軍ゲリラの本拠地だったからさぁ大変!全員が捕虜にされてしまった…。

三等兵親分出陣
(C)東映
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