1966(昭和41年)/12/21公開 86分 カラー シネマスコープ 映倫番号:14680
配給:東映 製作:東映
1966年当時の特撮怪獣映画のブームを受け、忍者映画に怪獣要素を織り交ぜて製作された特撮映画。城主である父と、忍術の師匠である飛騨の蟇道人を殺された雷丸が、自雷也と名を変えて宿敵・大蛇丸に仇を討つために立ち向かう姿を描く。
悪家老・結城大乗の奸計により、父を殺された近江国尾形城主の若君・雷丸は琵琶湖を小舟で逃げる途中で巨大な竜に襲われるが、大ワシに助けられ飛騨国・蝦蟇ヶ岳に運ばれた。それから十余年、雷丸は蟇道人により一人前の忍者に育て上げられたが、蟇道人はかつての悪弟子・大蛇丸によって殺されてしまう。雷丸はその大蛇丸こそが父を殺した悪人であることを知り、変身ガマの術を身に付けて自雷也と名乗り敵討ちに乗り出した。一方、守り袋を唯一の手がかりに幼い頃に別れた父を探す少女・綱手は自雷也の後を追うが、苦難の末に巡り合った父はなんと大蛇丸であった。大蛇丸は綱手に自雷也を毒殺するよう命じるのだが…。