1967(昭和42年)/6/3公開 90分 カラー シネマスコープ 映倫番号:14860
配給:東映 製作:東映
急行列車シリーズの第一弾。久方ぶりで登場する本格喜劇映画。東海道、山陽、鹿児島本線を突っ走る長距離特急列車を舞台にして、子供、男、女、あらゆる人が描き出す人生模様を明るく楽しく描く“走るワイド喜劇”。
特急列車の専務車掌・青木吾一は、この道20年のベテラン。仕事第一をモットーに、乗客へのサービスや部下への指導も徹底しているウルサ型だ。そんな青木が、佐世保長崎行の特急「さくら」号に乗務した際、乗客の中に昔の憧れの君・塚田毬子を発見。すっかり動揺した青木は、車内放送用マイクのスイッチが入っているにもかかわらず、マイクに向かってかつての恋心を語り始めたから車内は大爆笑。さらには、ホステス5人組の貴重品や下着が盗まれるというピンク事件まで勃発し、てんやわんやの大騒動が巻き起こる!それでも何とか事件解決、青木は毬子との逢瀬まで約束して東京へ戻ってくるが、そんな彼の浮気を嗅ぎつけた妻・きぬ子が、次の特急「富士号」に同乗してきたから、さあ大変!再び車内事件が巻き起こり…。ベテラン車掌もラクじゃない!
「列車」シリーズ(3)