作品検索

作品紹介

ガラスの中の少女

The Girl in Glass

1988(昭和63年)/12/10公開 97分 カラー ビスタ 映倫番号:112785 
配給:東映 製作:東映

昭和35年に吉永小百合と浜田光夫という後の日活青春映画“ゴールデンコンビ”の共演第1作として映画化された作品を再映画化。
後藤久美子の相手役は本作がデビューとなった吉田栄作。

同時上映「悲しい色やねん」

NO IMAGE

スタッフ

原作:
監督:
音楽:
撮影:
照明:
美術:
録音:
編集:
  • 主題歌:「ガラスの中の少女」佐木伸誘

ストーリー

靖子は清和女学院中等部三年生。父は新民党国務大臣の沖中杉太郎。田園調布の邸宅では、継母である左都子に靖子をまかせていた。中学最後の夏休みも近いある日の放課後、靖子は見知らぬ少年・陽一からモデルガンを押しつけられてしまった。この奇妙な出逢いが二人の人生を変えてしまうとは…。そんなある日、靖子は自分を産んだ母が精神を病んでいたことを知る。杉太郎に騙されていたことが分かり、何もかも信じることのできなくなってしまった靖子は、陽一とともに野尻湖の別荘に旅立った。二人だけの秘密のためにモデルガンは湖畔の砂に埋められた。翌朝、逮捕された陽一は訊問に対しても靖子をかばって口を割ろうとしない。沖中家では杉太郎が陽一を助けることを条件に靖子から銃のありかを聞き出していた。そして永遠に二人を引き離すつもりの杉太郎は、陽一がフィリピンヘ行って新しい人生をスタートしてくれるなら罪を間われないようにすると言う。
陽一がフィリピンに出発する日、陽一の名を呼ぶ靖子の声が空港にこだました。気持ちのたかぶリを押え切れなくなった陽一はタラップを駆け降リる。靖子に向かって、失われようとしている愛をもう一度抱きしめようと…。

ガラスの中の少女
(C)東映
ページの先頭へもどる
一般社団法人 日本映画製作者連盟・会員(4社)