1968(昭和43年)/7/21公開 45分 カラー スタンダード 映倫番号:22841
配給:東映 製作:東映アニメーション
フジテレビ系列で放映され、現在まで何度もアニメ化された水木しげる原作の人気TVアニメシリーズ第1作の第5話と第6話を再編集して上映。
1968年夏「東映まんがパレード」公開作品
三億年前の大海獣がニューギニアに現れた。上島博士、山田秀一、そして鬼太郎からなる探検隊が組織され、現地に向った。上島博士は大海獣を発見、その血液を採取したが暴れる大海獣の下敷きになり殺されてしまった。探検の栄誉を独り占めにしようと考えた山田秀一は、鬼太郎を欺きその血液を鬼太郎に注射して大海獣の姿にかえてしまう。得意の術もきかなくなった鬼太郎は、太平洋を泳ぎ渡って東京湾から東京に上陸する。大海獣の出現にびっくり仰天した政府は、軍隊に攻撃を命じた。ジェット機、軍艦による攻撃にも、鬼太郎大海獣はびくともしない。山田秀一は大ロボットを完成させると、大海獣に対抗させる。大ロボット、原爆による大攻撃に、さしもの大海獣も瀕死の重傷を負って洋上に逃れた。しかし秀一の妹啓子は、大海獣が鬼太郎ではないかという疑いを抱き、鬼太郎の元の姿に戻すように秀一に懇願した。前非を悔いた秀一が、解毒液を大海獣にふりかけると、大海獣は忽然と姿を消してしまった。そして、昔と変わらぬ鬼太郎の姿が、そこに現れたのである。
「ゲゲゲの鬼太郎」シリーズ(10)