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卒業プルーフ

A Graduation Proof

1987(昭和62年)/11/28公開 105分 カラー ビスタ 映倫番号:112447 
配給:東映クラシックフイルム 製作:フラミンゴ・ビュー・カンパニー

俳優・鶴見辰吾の初プロデュース作品。人生最大の転機の一つである卒業。自らの「卒業」の意義をどう証明(プルーフ)するのか、という大きなテーマを、青春の表裏・硬軟両面を明るくユーモラスに描きつつ浮き彫りにする意欲的な青春群像映画。

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ストーリー

聖ヨーク大学恒例の卒業記念ダンスパーティ(プロム)を控えた千秋が抱えている悩みは、片思いの彼から誘いの電話がかかってこないこと。その上、今まで良い友達と思っていた有人と神野からは強引なデートの誘いを受けていた。一方、プロムの当日に大学から呼び出しをくらった6人の学生たち。彼らは卒業試験の時にカンニングをしたと疑われ、処分面談に呼び出されていた。勿論、全員気が重い。最悪の場合卒業を目前にして退学になってしまうからだ。結果が出るのは数時間後。処分発表までの長い時間、教室で半ば閉じ込められた彼らは、次第に心を開き、自らを語り始めた。「いまどきの大学生」も、彼らなりに真剣で真面目なのである。そしてカンニングした6人の処分が発表された…。
千秋のイライラはつのるばかり。相変わらず「彼」からの電話はない。思い直した千秋は、正装した有人・神野・竜介にエスコートされてプロムへと向かう。会場で「彼」を探すために…。

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