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ぼくのおじさん

MY UNCLE

2016(平成28年)/11/3公開 110分 カラー ビスタ 映倫番号:120543 G
配給:東映 製作:「ぼくのおじさん」製作委員会

原作は芥川賞作家北杜夫が自らをモデルに兄の家に居候していた頃の体験を膨らませて、ユーモアたっぷりに描いた児童文学の名作。
大学の臨時講師で哲学者を自称しているが、ビンボー、ケチ、屁理屈ばかりのインテリぼんくらな“おじさん”を松田龍平が、そのおじさんを時に叱り、助け、励まし、そして共に笑う“ぼく”を大西利空が演じる。
監督は現代の片隅に生きる人々を、愛情と共感を込めて描き出す独特の演出で映画ファンを魅了し続けている山下敦弘。
原作のエッセンスはそのままに設定は現代に置き換えた心をホッと和ませるホームコメディで、ぼくとおじさんのロードムービー、そしてちょっぴり切ない冒険物語。

ぼくのおじさん
(C)2016「ぼくのおじさん」製作委員会

ストーリー

担任のみのり先生から、学校の作文コンクールの宿題を課せられた小学生のぼく=春山雪男。
「自分のまわりにいる大人について」というのがテーマ。
公務員の父、専業主婦の母では面白いものが書けそうにない。
居候しているぼくの“おじさん”は大学の非常勤講師。週に1コマ教えているだけで、いつも万年床でゴロゴロして、ニャム(うちのネコ)よりも働かない。おまけに超貧乏でケチ、ドジで運動神経もゼロ。いつもくだらないイタズラをしては僕や妹よりもお母さんに叱られて、お説教をされても反省するどころか屁理屈ばかりこねている。
雪男は、そんなおじさんを題材に『ぼくのおじさん』という作文を書くことにする。そんなある日、おじさんにお見合い話が持ち上がった。苦手な智子おばさんからの紹介で乗り気でないおじさんだったが目の前に現れた絶世の美女・稲葉エリーに一目惚れ!だがエリーは祖母が経営するコーヒー農園を継ぐためにハワイに帰ってしまう。エリーに会いたい一心で、あの手この手を駆使してハワイへ行く策を練るおじさんだがことごとく失敗で落ち込むばかり。
・・・だがある日、奇跡が訪れ、ハワイに行けることに!おじさんと雪男はエリーを追いかけてハワイへ行くが、そこにはなぜか和菓子屋の御曹司、青木もやってきた!どうなるおじさんの恋?

ぼくのおじさん
(C)2016「ぼくのおじさん」製作委員会
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