2007(平成19年)/3/10公開 119分 カラー スコープサイズ 映倫番号:117721 一般
配給:東宝 製作:「バッテリー」製作委員会
いまだからこそ、できることがある。累計1000万部へ。ベストセラー小説、待望の映画化。1996年、児童書として刊行された、あさのあつこ原作「バッテリー」(角川文庫刊)(教育画劇刊)は、その後世代、性別を超越し、あらゆる人を夢中にさせて大ベストセラーに。本作の映画化に挑むのは滝田洋二郎監督。主人公・巧にオーディションを勝ち抜いた新人・林遣都。巧とバッテリーを組む豪役、巧の弟役にこちらも新人の山田健太と鎗田晟裕。ヒロイン・繭役には2005年“ミス・フェニックス”オーディションでグランプリを受賞した蓮佛美沙子。
原田巧は中学入学を控えた春休み岡山県に引っ越してくる。ピッチャーとしての才能に絶大な自信を持ち、他人を寄せ付けない孤独な面を持つ。家族は病弱な弟・青波、父母、甲子園出場校の有名監督だった祖父の洋三。巧は同級生となる永倉豪と出会う。巧の投球に惚れた豪はバッテリーを組むことを熱望。二人は新田東中野球部に入部。待ち受けていたのは監督の支配と徹底した管理野球。自分を貫くため周囲と衝突する巧に引かれていく同級生矢島繭。順調に見えたバッテリーに技術の差が表面化。バッテリー解消を口にする豪を受け入れる巧だが、弟の青波は納得がゆかず、二人の仲を取り持つのだった。