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寝ずの番

2006（平成18年）/4/8公開　110分　カラー　アメリカンビスタ　映倫番号：117192　R-15
配給：角川ヘラルド・ピクチャーズ　製作：光和インターナショナル

2006年＝マキノ映画史100年記念年！3代目監督“マキノ雅彦”誕生！！昭和15年生まれ、5歳で映画デビューという芸歴半世紀にわたる俳優・津川雅彦が、日本映画界の創始者である祖父・牧野省三（マキノ省三）、早撮りの名手としてならした伯父・マキノ雅弘が築いた“大名跡・マキノ姓”を襲名。マキノ雅彦が初監督作に選んだ作品は中島らも原作の「寝ずの番」。上方落語の一門で師匠、一番弟子、おかみさんが次々と亡くなり、それぞれのお通夜の席で“寝ずの番”をする弟子や故人ゆかりの温かい仲間たちが、悲喜こもごもの思い出話に花を咲かせる。

ストーリー

上方落語界の重鎮・笑満亭橋鶴、臨終のとき。弟子たちが見守る中師匠がいうには「そ、そ○が見たい…」。師匠の最期の願いを叶えるため、家へ帰り、嫁の茂子と対峙する弟子の橋太。すったもんだの末、役目を終えて、ベッドから下りる茂子。「……アホウ！そとが見たいというたんや……」まもなく師匠はあの世へ旅立った。やがて兄弟子の橋次、志津子ねえさんが亡くなってしまい、そんなお通夜の席で思い出話。おもしろい噺、せつない噺がとまらない。挙句の果てに、志津子ねえさんの元彼氏が現れる。