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華岡青洲の妻

1967(昭和42年)/10/28公開 99分 白黒 シネマスコープ 映倫番号:15105 
配給:大映 製作:大映

有吉佐和子原作の美しくもすさまじい、妻と姑の愛の葛藤を描いた話題の名作ベストセラー小説「華岡青洲の妻」を映画化した本作は、市川雷蔵(青洲)、若尾文子(加恵)、高峰秀子(母・於継)という最高のキャスティングで、増村保造監督のメガホンのもとに女の生き方を描く。

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ストーリー

華岡家に嫁いだ加恵は、夫となる雲平(のちの青洲)が医学の修業で留守のため、三年間、姑だけに仕えた。ようやく戻った雲平の前で、姑・於継はいつになく加恵につらくあたる。雲平の学費を稼いだのは加恵も同じであるにもかかわらず・・・だ。その夜、加恵はひとりで寝るようにも言われた。夫の母親は妻には敵である。 間もなく父、直道は雲平に無限の夢を託しながら老いの病に死んだ。雲平は麻酔薬の研究に憑かれたように打ち込んでいた。ある日、於継は自分を人体実験に使ってくれと言い出した。驚いた加恵もまた同じことを申し出て、結局二人を実験台に使うことになる。 比較実験は成功をおさめるが、毒物の副作用で加恵は失明してしまう。

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