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作品紹介

青空よいつまでも

1958(昭和33年)/5/5公開     
配給:松竹 製作:松竹株式会社

楠田芳子のオリジナル・シナリオを川頭義郎が監督、荒野諒一が撮影したホーム・ドラマ。主演は石浜朗、田村高廣、桑野みゆき、朝丘雪路、瞳麗子。他に、藤原釜足、岸輝子など。

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スタッフ

監督:
脚本:
音楽:
撮影:

ストーリー

炭屋の敏次は父の代わりに店をささえている。電気屋の誠とは親友である。妹の浅子は誠を慕っていた。敏次はおとくいである坂上の大場家で、新米女中フミ子に会った。敏次も防犯ベルを取りつけに来ていた。誠の父は町会長で競馬狂だ。弟の三郎はチンピラやくざと交際し、学校も怠けがちだ。ある夜、大場家の防犯ベルが鳴り響いた。泥棒!?坂下の派出所の岡本巡査を始め、皆が息せききって駈けつけた。が、そそっかしいフミ子が間違ってスイッチを押したのだった。敏次はだんだん彼女にひかれていく。配達の途中、買物に出たフミ子にあい、一緒に汁粉を食べた。岡本巡査はトビ武の娘光子と恋仲だ。大場の奥さんが、部屋代を貸すと申し出てくれ、やっと結婚できそうになった。誠は亡母の墓参に浅子を伴って行った。林の中で誠は彼女に、祖母が死ぬまで嫁さんを貰うつもりはないと言った。祖母はひがみ癖が強く、亡母を小言攻めでいじめ抜いたからだ。浅子はそののち鬱病になってしまい、御飯ものどを通らぬ。誠は墓参のとき、三郎が時々母の墓に花をそなえにくることを坊さんから知らされた。あいつ、やっぱり根はいい奴なんだ。二人はうちとけ、酒をのみ、三郎は学校へも行くと言った。彼はまた兄と浅子との結婚を祝福し、その電話が浅子をいっぺんに元気にした…。

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