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晴れて今宵は

1959(昭和34年)/3/21公開     
配給:松竹 製作:松竹株式会社

山内久の原作を共同執筆者・富田義朗が脚色し、尾崎甫が監督する喜劇。撮影は西川亨。

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スタッフ

原作:
監督:
音楽:
撮影:

ストーリー

今日も建設現場では、日雇い労働者から立身出世した平河建設社長の平河荘三が、罵声をはり上げていた。荘三は頑固で、家庭でも会社でも雷親爺で有名だった。ある日、荘三と昔別れた女との間に生まれたゆきえという娘が、十五万円の無心にやって来た。一度は追いかえしたが、荘三が帰宅すると女中になっているのをみて驚いた。平河一家は料理好きの妻志乃、ムッツリヤの絵描きで長男の俊作、親爺の競争相手の工藤建設の息子正志と恋愛中のハネッカエリの裕子、ジャズマン志望の次男・雄二だった。家族は荘三に頭が上らなかったのが、ゆきえが女中になってから、主人が女中にやりこめられるという珍現象が起った。ある日、荘三は仕事のことで料亭に行き、工藤建設の社長と喧嘩した。その席には芸者・小雪と名乗る荘三の実の娘がいた。彼の家に住み込んだゆきえと名乗る女中は、小雪の従妹の篠田スミ子だった。スミ子は恋人の立原が入学金に困っているのと、ゆきえの話に義憤を感じてやった芝居だった。ゆきえは志乃にすべてを話した。数日後、荘三は子供達に吊し上げられた。俊作はスミ子と結婚したいといった。荘三は子供達の要求をはねかえした。スミ子には十五万円やって家を出てもらうことにした。

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