1963(昭和38年)/1/6公開
配給:松竹 製作:松竹株式会社
カンボジアの首都プノンペンで、光晴は葉子との再会を念じつつ仕事に没頭した。ここで彼は、塩沢英利奈と知り合った。商社を経営する父雄之助と二人バンコックに住む彼女は、光晴に好意以上のものを抱くようになった。そんな時、塩沢邸へ日本からお客があった。昔の恋人塩沢を訪れた日産自動車KKの社長牧村フミと、秘書の葉子であった。フミは葉子のプノンペン行きを勧め、英利奈が案内役を買って出た。だが、プノンペンのホテルで、お互いの相手が光晴であることを知った時の二人の驚き。翌日アンコールワットの遺跡で葉子は光晴に会ったが、彼女