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男の魂

1966(昭和41年)/4/16公開     
配給:松竹 製作:松竹株式会社

星川清司がシナリオを執筆、梅津明治郎が監督した男シーリズ第1作。撮影は加藤正幸が担当している。

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スタッフ

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ストーリー

先輩のバンドマスター沢木に呼ばれて港町に降りたった仙波三郎は、かもめホテルに沢木を訪ねたが、沢木は行方不明だと知らされた。歓楽街を歩く三郎は、この町では新興勢力の郡司剛造が黒い勢力を伸ばし、郡司観光の支配人黒田がその片腕となっていることを知った。黒田に会って沢木の行方を尋ねる三郎に、何故か黒田は冷たくあしらった。やがて三郎は黒メガネの男島崎俊也と知り合い二人で流しを始めた。その後三郎は理髪店で不思議なことを聞いた。沢木はこの町の地主今井嘉平と親しく、最近は今井の所有地に遊園地を建てようと運動していた。だが郡司はその土地に娯楽センターを造ろうと対立しているさなかだというのだ。そんな反面郡司の息子鉄夫は今井の一人娘芳子に惚れていた。ある夜、兄を捜してこの町にやって来た沢木の妹牧江に会った三郎は、ほのかな好意を抱いた。歓楽街を流して歩く三郎の姿は評判となり、元歌手小柴と出会った。その夜島崎は三郎を郡司がやっている賭場に誘った。そこで今井に紹介されたが、今井は帰り道郡司の手で殺害された。兇弾はワルサーP38であった。郡司は今井を脅迫して空地の委任状を書かせたうえ殺したのだ。殺人事件に警察が動き出した。担当の武藤刑事に意気投合した三郎は、この町から暴力を追放し、遊園地の建設に力を合わせることを決意した。話を聞いて牧江は、三郎の身を案じたが、三郎の決意は固かった。

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